Analog Spark社仕様SACD　Todd Rundgren初期大作3rd 大傑作「Something/Anything」SACD/CD変則二枚組紙ジャケット仕様輸入盤　未開封新品。

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商品の説明

商品説明

御存知！Analog Spark社仕様SACDTodd Rundgren 初期大作3rd 大傑作「Something/Anything」SACD/CD変則二枚組紙ジャケット仕様輸入盤未開封新品でございます。

Analog Spark社仕様SACDでございますが、マスタリングにSONY社のDSD方式を採用がミソでございます。

現在では情報量重視のフラットマスタリング方式が主流となっておりますが、情報量重視が行き過ぎて録音の起伏が乏しくなる難点がございます。
嘗てのSMEカタログの日本独自リマスターで使用された方式で起伏と情報量のバランスに優れ、アナログ的な起伏と音質感が強いものであった「DSD」を用い、
会社名にもある「アナログ感のある起伏と音質」を重視したものとなっております。

そもそもアナログにせよ、CDにせよ、ハイレゾにせよ、SACDにせよ、マスターテープの再現が一番重要なテーマとなります。

オーディオファンから「マスターテープを上手く再現していたのはアナログ盤ではなかろうか？」との指摘が挙がり、
嘗ての名マスタリング・エンジニア故George Marino等が手掛けた嘗てのアナログ盤が高値で取引されるここ昨今でございます。

但し、こちらにはスクラッチノイズはございませんが..............................

内容は言わずもがな。

ラインナップは非常に興味深いもの。

Todd Rundgren(Vo、All Instruments)となります。

但し、旧D面では、Todd Rundgren(Vo、G、P、Key) 、御存知！Rick Derringer/Rick Vito(後にJackson Browne、Fleetwood Mac他)/Robbie Kogare/Ralph Walsh/Amoss Garrett(G)、
John Siegler(後にTodd Rundgren"s Utopia、Daryl Hall & John Oates)/Stu Woods/Jim Colgrove/Bagsy Maugh(B)、Ben Keith(Petal Steel G)、Tony Sales & Hunt Sales(B/Ds、後にIggy Pop、Tin Machine)、
John Siomos/Billy Mundi(Ds)、Serze Kotzen(Conga)、Mark Klingman(後にTodd Rundgren"s Utopia)/Charlie Schoning(Key)、
Randy & Michael Brecker(Trumpet/Sax、後にThe Brecker Brothers)、Barry Rogers(Trombone)、Jim Horn/Gene Dinwiddle/John Kelson(Sax)、他コーラス隊の参加となります。

１９７１年米国・カリフォルニア”I D Sound Studios”にて制作。
主要なヴォーカル録音はニューヨーク”The Record Plant Studios”にて、一部ヴォーカル録音とミキシングはかの”Bearsville Sound Studios”となります。

但しD面はスタジオライブ録音。

１～３は”The Record Plant Studios”、４～５は”Bearsville Sound Studios”、６は”I D Sound Studios”となります。

プロデュースはTodd Rundgren自身となります。

かの”Nazz”での困難な活動を経て、裏方業へ転身したTodd Rundgren。

紆余曲折を経てかの”Bearsville Sound Studios”のハウス・エンジニアに就任し様々な作品制作に携わる事となりますが、ミュージシャンとしての願望が頭を擡げる事となります。

エンジニア/プロデューサーとして数々の制作に携わる上にNazzでの実績もありレコーディング契約を獲得。他のミュージシャンの作品制作の傍ら、自身の作品制作に打ち込む事となります。

”Todd Rundgren Runt”名義にて二作を制作。

アルバムのセールスは芳しくないもののマルチプレーヤー性やアート感溢れるメロディアスさ等々が高く評価される上にシングル・ヒットも加わり、
更にはプロデューサー/エンジニアとしての活躍も加わって名声が高まる事となります。

後に手掛ける”XTC”でのAndy Partridgeとの深刻な対立でも知られるTodd Rundgren(かの”Two Hitlers”で伺えますが..............)。
(後に手掛けるかの高野寛さんでは「完璧だから介入する必要はない」との事で、肩透かしを食らったそうでございますが............)

昔気質のプロデューサーで自己の決めた枠の中に音楽性を嵌めたがる傾向がございますが、自己のソロ制作でもそのコントロール・フリーク気質が頭を擡げる事となります。

「演奏も制作も自身一人で全て手掛ける」という野心を以て、新作制作に臨む事となります....................................

そして今作。

正直「現代録音制作の実験」という感の有る作風でございます(後の”Buggles”ではございませんが........)。

一人多重制作、過去のアーカイヴ録音、複数人員制作と三種の制作録音となりますが、英国を中心としたコンセプト作を含めたアート系ロック音楽の成功を刺激として受けていた感があり、
(アーカイヴ音源収録から伺える)過去から(制作環境が格段に進化した)当時に至る音楽制作環境と自身の音楽性変遷というネタバラシ的なコンセプト感も伺えます。

時は１９７１年、録音制作の技術がかなり向上した時代。
一人多重録音が可能となり、Todd Rundgrenの頭脳にある音楽を他のミュージシャンに説明しその捉えたイメージの相違に悩む必要がなくなり、音楽性に自由を感じる感がございます。

但し、ギタリストメインのミュージシャンである為にリズム隊演奏にギタリスト主観のぎこちなさが感じられる面がございますが、
キャリア組のプロデューサーという事があり、その粗を上手くアイデアでカバーするという感がございます。

制作はTodd Rundgren一人という事があり時間削減が出来た事でアレンジ等様々なアイデアを加える余裕が出来た事や当時のプログレッシヴ・ロックやアート系ミュージシャンの台頭もあり、
ソウル・ミュージック系統ではございますが元々アート感のあるメロディアスさを強く重視した感がございます。

但し、ファンには周知の「隠れハード・ロッカー」というTodd Rundgrenがミソ。その観点を基とした感のある幅広い音楽性でございます。
(後にBostonのTom Scholzが参考にした感のある楽曲も.......................)

プログレッシヴ・ロック的な難解さはTodd Rundgren自身の好みではない感があり、アート感あれどポピュラー感の強いもの。
音楽性のポピュラー感とアート性のバランスを巧みに取った感がございます。

旧D面では各スタジオでの他のミュージシャンを迎えたスタジオライブではございますが、「これだけ面倒なんだよ、複数人での制作は」とでも言いたげな感がございます.........................
他の作品制作での人員流用の感がございますが....................

今作はSACD/CD仕様の変則二枚組。

Disc１は作品本編SACD版とCD版作品本編旧アナログA/B面がハイブリッド収録、Disc２にはCD版本編旧アナログC/D面のみ収録となります。

この機会に是非。

注：発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。

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